【40代からの保湿】乾燥から肌を守る2つのスキンケア方法

保湿の基本

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今まで問題なく行っていたスキンケアが、『40代になり肌がつっぱる』など乾燥を感じることはありませんか?

40代頃からは水分量の加え皮脂量も減っていきます。

特に40代以上の女性の方で、皮脂が多くべたつくという方は少ないのではないでしょうか。

乾燥から肌を守るために、まずやるべきことは2つあります。

乾燥から肌を守る方法

1.クレンジングと洗顔料の洗浄力を下げる
2.必要な保湿成分を与える

洗顔後のつっぱりは洗いすぎる(洗浄力が高すぎる)ことで、肌に必要な保湿成分を洗い流している可能性があります。

まずはクレンジング・洗顔料の洗浄力を見直し洗いすぎを防ぎましょう。

つぎに保湿に必要な成分です。

肌の保湿に大事なのは三大保湿因子である、皮脂・NMF(天然保湿因子)・細胞間脂質です。

三大保湿因子の代わりになる取り入れたい保湿成分があります。

取り入れたい保湿成分

《三大保湿因子》
皮脂・NMF(天然保湿因子)・細胞間脂質

  • 皮脂
    スクワランなどの油性成分
  • NMF(天然保湿因子)
    アミノ酸
  • 細胞間脂質
    セラミド

スキンケアでは油性成分・アミノ酸・セラミドをバランスよく取り入れたいですね。

保湿された肌はハリがあり、バリア機能が高く肌荒れを防いでくれます。

年齢を重ねたからといって高級な化粧品は必要ありません。

今回紹介する保湿のポイントを実践して美肌を目指しましょう。

保湿に必要なことは2つ!

1.クレンジングと洗顔料の洗浄力を下げる
2.必要な保湿成分を与える

詳しく解説していきます。

洗浄力を下げる

クレンジング・洗顔料は洗浄力が強いと汚れだけでなく、肌に必要な保湿成分も洗い流してしまいます。

クレンジングで落ちるもの

汚れ 皮脂膜 天然保湿因子(NMF)

下の図はクレンジングの種類に応じた洗浄力と肌負担を表しています。

油性成分が多いほど洗浄力は高く、肌負担も大きいと言えます

落しにくいメイク
  • ウォータープルーフなど崩れにくい日焼け止めやメイク
    オイル系の洗浄力の強いクレンジングが必要

ウォータープルーフなどの崩れにくいメイクは、落とすときに洗浄力が必要となるため乾燥を感じやすくなります。

必要なとき以外は肌負担なく落とせるメイクにしましょう。

おすすめクレンジング

肌負担と洗浄力を考えた、おすすめのクレンジングの種類は3つあります。

おすすめクレンジングの種類
  • 油脂系オイル
    〔メリット〕
    肌負担が少なく、メイクの濃さを選ばない
    〔デメリット〕
    商品が少なく、高価なものが多い

    例)アルガニアスピノサ核油、マカデミア種子油、オリーブ油、馬油など
  • ミルク系
    〔メリット〕
    肌負担少ない
    〔デメリット〕
    ウォータープルーフやマスカラなどは落ちにくい
  • クリーム系
    〔メリット〕
    肌負担少なく、適度な洗浄力
    〔デメリット〕
    オイルタイプと比べると洗浄力が落ちる

洗顔料の選び方

洗顔料はアミノ酸系と書いてあるものがおすすめです。

アミノ酸系の洗顔は穏やかな洗浄成分なので、落し過ぎず肌負担が少なく洗顔できます。

泡洗顔であれば、界面活性剤も少なく落としすぎを防ぐことができます。

弱酸性(アミノ酸系)の成

商品の成分表をみてみましょう
ココイル~、ラウロイル~がつくものがアミノ酸系です

ココイルグリシンK
ココイルグルタミン酸Na
ラウロイルグルタミン酸Naなど

必要な成分を補う

下の図は肌の上部にある角質層を拡大したものです。

角質層はレンガを積み上げたようになっています。

角質層にあるのが細胞間脂質(セラミドなど)・天然保湿因子(NMF)、角質層の上(肌の表面)にあるのが皮脂膜です。

三大保湿因子
  • 細胞間脂質(セラミド)
    レンガの間を満たしているもの
    水分をキープしている
    肌のバリア機能の主役
  • 天然保湿因子(NMF)
    レンガの中の水分の蒸発を防ぐ
    肌の弾力性や柔軟性をキープしている
  • 皮脂膜
    水分の蒸発を防いでいる

乾燥するとレンガの隙間がスカスカになり、細菌などが入りやすくなります。

3つの保湿因子を化粧品で補いましょう。

化粧品で補いたい成分

・皮脂膜の構成成分に近い スクワラン
・保湿の主要成分である セラミド
・NMFの成分に近い アミノ酸

特に保湿の主要成分であるセラミドは取り入れたい成分です。

そもそも乾燥した状態とは?

乾燥した肌とはどのような肌でしょうか。

チェックしてみましょう。

 乾燥肌  
皮脂量も少なく 保湿能力も低く 紫外線などに弱い肌
□肌を触るとカサつきを感じる
□起床後に肌のカサつきを感じる
□洗顔後につっぱりを感じる
□化粧水をつけてもすぐにつっぱる
□ファンデーションや日焼け止めの伸びが悪い
□小じわが気になる
□冬に粉をふくことがある
□ニキビができずらい

                          豊田雅彦「新しい皮膚の教科書」より

いくつ当てはまりましたか?

当てはまる数が多いほど乾燥肌と言えるでしょう。

保湿は美肌の基本です。

まずはしっかり保湿して健康な肌を手に入れましょう。

40代以降は皮脂量が急激に減少する

40代以降、特に乾燥を感じるようになるのはなぜでしょうか。

40代頃から肌の水分量と皮脂量が変化していくのが原因の一つです。

上記の図をみると水分量は年齢とともに減少しており、皮脂量は40代頃から急に減っているのが分かります。

40代からは水分を補うだけではなく、皮脂を落としすぎないこと油分も補っていくことが必要です。

保湿しバリア機能をあげることが大切

乾燥するとなぜ肌が荒れやすくなるのでしょうか。

下の図のように乾燥しバリア機能が低下した肌は、外部刺激を受けやすく肌が荒れやすい状態になります。

健康な皮膚(保湿された肌)はバリア機能が高く、外部刺激から守ってくれます。

バリア機能が低下した皮膚(乾燥した肌)は、水分が蒸発し外部刺激を受けやすくなります。

まとめ

乾燥を防ぐための保湿方法は2つあります。

1.クレンジングと洗顔料の洗浄力を下げる
2.必要な保湿成分を与える

2つのポイント
  • クレンジング・洗顔料の洗浄力を下げる
    クレンジングは汚れだけでなく、肌に必要な保湿因子も洗い流している

    《おすすめクレンジング》
    油脂系オイルクレンジング 
    適度な洗浄力 
    肌を柔らかくする
    アルガニアスピノサ核油、マカデミア種子油、オリーブ油など

    ミルク系クレンジング  
    洗浄力は弱いが肌負担は少ない
    軽いメイクの時におすすめ

    クリーム系クレンジング  
    適度な洗浄力 
    洗いあがりもしっとり
  • 必要な保湿成分を与える
    肌の三大保湿因子は皮脂膜・天然保湿因子(NMF)・細胞間脂質(セラミド)

    《代わりとなる成分》
    皮脂膜
    スクワランなど

    天然保湿因子(NMF)
    アミノ酸

    細胞間脂質
    セラミド

40代頃から水分量に加え皮脂量も低下してより乾燥を感じるようになります。

洗いすぎない・保湿成分を補う 2つのことをスキンケアに取り入れるだけで肌は変わります。

そして保湿成分を与える化粧品でおすすめのスキンケアブランドがあります。

名前はシェルシュール

乾燥性敏感肌の方のために作られたブランドです。

どの商品を選んだらよいか悩まれる方は試してみてください。

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